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お知らせ

【メディア出演】神奈川県黒岩知事と当事者とのオンライン対話 R8第1回「降りたくなる駅とは?~人とまちをつなぐ場所~」に出演しました!

弊社代表である山本知史が、神奈川県黒岩知事と当事者とのオンライン対話 R8第1回「降りたくなる駅とは?~人とまちをつなぐ場所~」に出演しました!

様々な課題に対する当時者の生の声を知事が聞き、当事者目線の意見を得ることで今後の施策につなげていくことを目的に行われました。

トークテーマ
「降りたくなる駅とは?~人とまちをつなぐ場所~」

現在建設中のリニア新駅 神奈川県駅を通過点ではなく、誰もが行ってみたい駅また来たい目的地として思わず降りたくなるような駅にするため、黒岩知事と多方面の有識者を交えて意見交換を行いました。

黒岩知事
リニア中央新幹線ができたら、本当にお客さんが来るのか。正直言ってわざわざリニアに乗って、神奈川県駅で降りようという人はあんまりいないんじゃないかと思います。リニアに乗ったらもう早く名古屋に行きたいという方が多いんじゃないのかな。それだったら駅ができても何の意味もないという中で、駅を活用するためには降りたくなる駅にしなきゃだめだな、つまり惹きつける力ですよね。そういったものはどういったらできのかなといったことを相模原市と一緒になって考えているところです。

◆対話①誰もが降りたくなる駅や場所の取り組み

山本知史
私たちは全国各地の観光施設で、観光客が没入し、体験できる地元のオリジナルストーリー「エンタビ」を展開しています。エンタビは地元が舞台、観光客が主役、様々な地元の登場人物と関わりながら物語を進めて行く「演じる観光」を提供するイマーシブシアターです。
例えば、世界遺産・国営 奈良平城宮いざない館では、ロビーに元明天皇や藤原不比等が突然現れ、助けを求めます。観光客は美しい天平衣装に着替え、物語を没入。参加満足度89%を超え、全国から参加希望が集まる人気企画で今年も開催(現在、資料共に国土交通省に確認中)します。
兵庫県立兵庫津ミュージアムでも、観光客が初代兵庫県知事・伊藤博文になりきり、明治の史実に沿って館内を巡ります。行く先々に現れる登場人物は地元の人が演じ「こんなにお客さんに喜んでもらえるなんて」と感激されました。
また名古屋では、商店街丸ごと昭和初期にタイムスリップしました。

この取り組みで大きなポイントは3つです。

一つ目は「観光客を観客にしない」こと。観光客が主役として語りたくなるジブンゴトの体験は、広告よりも遥かに熱いナラティブPRを生みます。
二つ目は「地元ならではのオリジナルストーリー」。他の知名度や話題性に頼るのではなく、地元の皆さんに、地元の話を聞き、描き出す地元の物語は、シビックプライドを醸成します。地元に誇りを持ち、自慢に思って、関わってくださる地元の皆さんを何より大切に考えます。
三つ目は「ストーリーブランディング」。「いつ行っても物語で統一感がある」特別な街のイメージを、自治体や大学、地元企業と連携しながら街の隅々にまで広げていきます。打ち上げ花火的な巨大イベントではなく「いつ行ってもやっている」小さなイベントの積み重ねでこそ、街のドラマチックのイメージは育っていきます。

黒岩知事
いやもうめちゃめちゃ面白いですね。それぞれ皆さんの視点が全然違うんだけれども、いっぱいヒントをいただいたような気がします。 ~中略~ 鐵坊主さんが仰ったようなイマーシブシアター、山本さん何かドッキングできそうなイメージ感じられましたか?

山本知史
もともと相模原は、銀河連邦相模原共和国という宇宙をイメージしたシティプロモーションをされておられるんですね。今まだ出来上がっていないからこそ、リニアの駅を宇宙ステーションにかえてしまう。そしてイメージするロボットアニメの世界になってくると、ここにいらっしゃる男性陣は1回宇宙にロケットで行ってみたかったっていうのを相模原で体験できるイマーシブシアターができれば、全国からそういうファンの方がわんさかと集まるのかななんて思います。

◆対話②降りたくなる神奈川県駅とは

山本知史
リニア中央新幹線が開業しますと、神奈川県駅は「通過点」か、はたまた「目的地」になるか、大いなるチャンスが待ち受けていると思います。
多くの新幹線駅がそうであるように、乗り換えの為だけに使われ、駅の外に一歩も出ずに次の目的地へ向かわれてしまう。これでは、せっかくの新駅が地元にとって経済効果を生まない結果になり兼ねない。
「降りたくなる」というのは、単に駅舎がきれいとか、お土産物があるという話ではなく「この駅で降りないと体験できない物語がある」と思ってもらえるかどうか、ここが分かれ目だと私は考えます。
でも神奈川県駅、橋本駅には、物語の種になる歴史がいくつも眠っていますよね。
明治時代、物語の始まりは、何もない一面に広がる平地。横浜線の計画当初、橋本に駅を作る予定はなかったそうですね。しかし地元の人たちは「この穏やかな平地は、きっといつか栄える」と信じ、あきらめずに陳情を重ね、駅を誘致した。
そしてその信念どおり、ここは、生糸を運ぶ、後に「絹の道」と呼ばれる八王子・相模原・津久井の生糸が集まり、橋本を経て横浜港へ、そして世界へと渡ってゆく玄関口になった。
「神奈川県駅を通じて日本各地と世界がつながる」という未来は、元々ここが古くからつなげてきた物語の続きだったんですね。
エンタビなら、改札を出た観光客は「何もなかった頃の橋本」にタイムスリップして、一本の糸を手繰り、未来を思い描くところから始まります。

行く先々に待ち受ける様々な問題解決の糸口を探し、絹の糸は、いつしか未来の光の糸、世界中の情報を運ぶ通信網となり、衛星を通じて宇宙とすらつながる時代になる。
観光客はそんな、過去と未来を行き来する神奈川県駅ならではの物語に没入する。
物語を主軸に、フォトスポットやお土産、食事、宿泊とのコラボ、様々な季節ごとのイベントなど横展開は想像に難くないかと存じます。
旅の醍醐味は非日常、その場所でなければ感じられない驚きと感動、ネガティブをひっくり返す用意されたカタルシスです。
神奈川県駅が一度訪れたら忘れられない物語のある駅になればいいなと思います。

黒岩知事
どんどんみんな使いたいな、非常に面白いなってアイデアが満載だと感じました。 ~中略~ もともと県央は、さがみロボット産業特区という集積地としてやってきたんですけれども、新しい産業としては宇宙だろうと。宇宙ロボットの街ということで、JAXAもあって衛星関係の会社もたくさんあって、衛星といえば神奈川という強みを見える化するということが大事だと思っているんです。駅を降りた瞬間に「あ、宇宙の街に来た」ということが欲しいなとずっと思っていたんです。 ~中略~ 駅そのものがどうあるかというのは、エンターテイメント要素、惹きつけるものだと思います。ただ、いろんな人達がそれぞれの立場でバラバラになってしまうということがよくありますが、そうではなくてみんなが混ざって力が発揮できないかなと思って、皆さんにお声がけした中で、すぐにでも組み立てられそうな話がどんどん出てきたと思います。
山本さん、様々なアイデアが出てきている中で宇宙というテーマでさぁやるぞとなったらもうすでに書いてもらえそうな感じがしましたね。どうですか?

山本知史
今日ここにいらっしゃる西澤さん(㈱ハコスタ)のコスプレイヤーさんたちに役者をお願いして、神奈川県を出発する宇宙の話が書ければ、日本から初めて宇宙に行ける駅になるんじゃないかなぁとわくわくしています。

黒岩知事
そうですよね、リニアと宇宙は親和性がある。あとはロボット。駅を降りた瞬間に、あ!宇宙にきたのかな?宇宙ステーションに来たのかな?という錯覚に陥るようなね。

山本知史
リニアから日本の中心に来るっていうのは、あと行くところは終点は宇宙ですから。楽しみです!

黒岩知事
 ~中略~ あとね、相模湖バレエは、近代バレエ発祥の地なんですよね。ロシアから亡命してきたエレノア・パブロアがバレエを教えたそうです。この人の弟子・孫子が日本のバレエ界を背負ってるという、まさに先ほどから山本さんがおっしゃっているストーリーですよね。できれば宇宙のすぐそこに屋外バレエの拠点があって、そういったものを積みながら作っていきたいなと思ったんですよ。山本さんぜひ協力してくださいよ。

山本知史
もう!ぜひ!正直わくわくするネタがありすぎる駅なので、もうすぐにでも物語が書けるんじゃないかなぁって思うんです。バレリーナにとっても、ロボット好き、鉄道好きの男性にとっても行ってみたくて仕方がない駅になると思うんです。もちろん、通過駅として利便性のいい駅ではあると思うんですけれども、それ以上にここで滞在しないではいられない物語がある。もうこれだけネタが揃っている。脇役は私たちがやれるので、地元の皆さんがこれなら地元ならではの物語だねと思える物語を一緒に作っていけると思います。

◆対話の締めくくり

黒岩知事
本日皆さんの素晴らしいアイデアをいっぱい頂いて、全部溶け込ましてやれば一つの文字がどんどんどんどん出来上がってくるのかなって思いましたね。リニアの工事中の駅があるんですけど、その工事現場をすでにエンターテイメントの拠点にして、今度リニアフェスタをやるんですけど、そこでコスプレでやったり、そこのストーリーでなんかやったらいいかなぁと思いましたので、ぜひ今後具体の力をお貸し頂きたいと思います。今日はお力添えを頂きましてありがとうございました。大変参考になりました。

※対話内容を一部抜粋して記載しております。

開催日時

令和8年9月4日(金曜日)14時15分から15時15分

対話相手

  • 神奈川県
    知事 黒岩祐治 氏
  • 黒川温泉観光旅館協同組合 
    代表理事(組合長) 丸埜泰裕 氏
    広報担当理事 後藤宇紘 氏
    事務局長 北山元 氏
  • 福井県誘客推進課 課長 斉藤輝幸 氏
  • 株式会社ハコスタ acosta!統括プロデューサー 西澤直史 氏
  • 鉄道解説系YouTuber 鐵坊主 氏

全体進行兼コーディネーター

  • エミウル株式会社 渕之上和良 氏

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